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Rain Drops Falling On My Mind; 雨の思い出

日中雨でした。じゃんじゃか降り。でも雨の日はきらいじゃない。
 部屋の中で窓からずっと雨を見てるのは好きです。ちょとクラい趣味ですか? でも雨は目にやさしいって言うし。雨も癒し系なんですよ。

学のとき、家族旅行で海辺のホテルに泊まったんだけれど、朝からあいにくの大雨でした。その日は一日近くの観光地を車で回る予定だったんだけれど、植物園とか公園とかたいていの施設は外にあるし、傘差して回るのも辛いというので、見るのは一部だけにしてのんびりホテルで過ごすことにしました。
 せっかくの旅行なのに、と残念そうにしてるのはお母さん。旅行を企画したのがお母さんだから責任を感じてるみたい。でもわたしはホテルの窓から普段見慣れない土地の雨の風景を眺めているだけでもけっこう満足してました。ホテルの中の散歩だって悪くないし。
 お父さんも、ホテルで見るテレビってなんか新鮮じゃないか?とずっとTVを見てました。それは母さんを気遣って、というよりはに心からTVを楽しんでいるようでした。そういうところも、お父さんはわたしと似てるのかな。

も雨の日に出かけるとなると途端に話は違います。うん。
 昨日がめちゃ暖かくて、半そでTシャツで歩いてる人さえいたから、わたしも今日はブラウスにカーディガンででかけたら、きょうは寒いのなんのって。しかも横殴りの雨でスカートはびっしょり。すっかり熱奪われて、ぶるぶる震えてました。今ちょっと熱っぽいんだけれど、風邪ひいちゃったかなぁ。

真はこのまえのアキバツアーのときのやつ。きんちゃんがデータ、送ってきてくれました。なりきってるわたしがいる。


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I Wanna Hold The Lift-Hand ; 勤労の時間

介されたバイト行ってきました。ザ・倉庫整理。
プレハブの事務所の中で衣料品のダンボール箱詰めとか、販促用のノボリの制作とか。(「販促」なんて言葉初めて覚えた) まぁ、つまりは雑用です。指示されたとおりに作業するだけ。いっしょに働いてる人はほとんどパートのおばさんだったし、ひたすら黙々と作業ができる点が自分には性に合ってるようです。
 たまに大きな倉庫にダンボールの荷物を取りに台車持っていくんだけれど、萌え発見しました!っ 倉庫の中で縦横無尽に走るフォークリフト、かっこいー。バックなのに自由に走り回る姿も素敵。女の子がかっこいいと思う男の人の姿のひとつが、車をバックさせる姿らしいんだけれど、わたしにもそれがわかった。
 あー、わたしも乗りたいー。「乗せてくれないかなぁ」ってパートのおばさんに言ったら、けっこう規則うるさいから遊びでも無理だと思うよ、とツレなく言われちゃいました。でももしわたしが小学生の男の子だったら、将来の憧れの仕事は「フォークリフトの運転手」に決まりだな!っ

れない仕事のせいかあっという間に一日が終わったんだけれど、やっぱりけっこう疲れた。帰ってきたら足腰がだるい。ヒッキーだから運動不足なんだよね。そういえばスパでマッサージ機が気持ち良かったって話をしたら、その若さでマッサージ機が気持ちいなんてのは体年齢が30代だよ、って言われて大ショック。バイトしたら運動不足解消して、かつダイエットもできたらいいな。でもそれにしちゃ手先作業の多い地味な作業かしら。

れと倉庫で意外な人に会いました。例のジャージDE合コン事件のときのメンバーのひとり、いまでも学校で声かけてくれる男子もなんとそこでバイトしてました。春休みだけでなくしょっちゅうバイトしているみたい。向こうも驚いて話かけてきたんだけれど、こっちは名前も知らないのが申し訳なくて、あいまいな返事しかできませんでした。ごめんなさい。こんど調べておかないと。


Dream Come Come; 美女と野獣?

い夢を見ることよりも、目が覚めたあとの方が辛いことがあります。
 なにか悩んで悩んで解決しなくて悩みまくるような夢。でも何に悩んだのか覚えてないんです。ただ起きたときに、それが夢だったってわかってるのに不安でどうにもならなくて、起きられないときがあります。理由がわからないからよけい辛いんです。
 もっとも無理やり布団からでて、30分もぼーっとしていると、ウソのように不安が吹き飛ぶんですけれど。そんなことってありませんか?

も昨日見た夢は楽しい夢でした。犬に噛まれる夢。
出かけた公園に誰かの中型の日本犬がいて、その犬がじゃれてわたしの両手を噛むんです。でも甘噛みだから、ぜんぜん痛くなくて、むしろ犬にこんなに好かれてるんだぞ、って誇らしい気持ち。動物に好かれる人に悪い人いない、って言うでしょ? だからわたしもうれしくてしょうがない。
 10分くらい噛んだあとにようやく放してくれて、よだれだらけになった手を何気なく犬の頭や胴の毛になすりつける夢でした。
 こんな夢なら毎日でも見たいです。


Jumping Jack Flash!; スパっとハダカ企画

日はきんちゃんの春休みデート企画の日。
 「春休み、ゆとりとハダカの付き合いして一線を越えるからねっ」と言ってたのはスパのことでした。あいにくの雨の今日、行ってきました、スパリゾートへ。
 りっちゃんも誘ったんだけれど、春休みの塾(ロースクールだってっ!)があって残念ながらパスってことで、きんちゃんと二人きりでいってきました。ちょっとドキドキ。

風に言えば「健康ランド」とか「ハワイアンセンター」? 打たれ湯とか低温サウナとかはちみつ湯とか、世界のいろんなお風呂があって、マッサージとか昼寝とかできて。ふたりが行ったところはここから車で40分(きんちゃんのお兄さんに送ってもらいました)、レトロでシャビイな雰囲気はぜんぜんなくて、それはそれはきれいでモダンな施設。
 まずは30のお風呂めぐりっ。のぼせやすい自分はぜったい30コなんて無理だと思ってたんだけれど。最初のうちはのんびりひとつひとつ入っていたんだけれど、もう後半はとにかく入ることだけが目的でちょっと浸かってはすぐ次へ。人目を気にしてたのは最初だけ。もう後半はハダカのまま右から左へ走り回って、飛び跳ねてました。(チョットハシタナカッタカシラ)
 「こっからが大変よ」とりっちゃん。岩盤浴にアロマセラピー、オイルマッサージにアカスリ&足ツボ(痛いっ)。もう最後はヒーリングどころか体がぐったり、目がまわって歩くのもおぼつかない。「ふふふ、ゆとりったら酔っ払っちゃって、襲っちゃおうかなぁ」というきんちゃんも、おんなじようにヨタヨタしてて笑っちゃいました。
 全コースやったらすごく高いらしいんだけれど、きんちゃんがタダ券を持っていたんです。親が株主優待券をもらったんだけれど誰も使う人いないし、期限切れる前に全部使っちゃおうってことでふたりで一日で回ったのでした。
 帰りは自力で電車で帰るつもりだったんだけれど、ふたりともそんな状態だから、帰りもお兄さんに車で迎えにきてもらいました。お兄さんはデートだったらしく、彼女連れてやってきてくれました。後部座席の二人はまったくの邪魔者でどうもごめんなさい。

ウナでガマン大会して(すぐ負けた)、アカスリや足ツボでふたりで悲鳴をあげて、巨大パフェを交換しあって、とにかく最初から最後まではしゃぎまわった一日でした。一番の収穫は、お兄さんの迎えがくるまで二人並んでマッサージチェアでぐったりしたときのこと、数分だけきんちゃんの寝顔が見れたこと。きんちゃんってぜったいに人に弱味見せないような子だから。こんどはゆっくりしたところで二人でのんびり話しをしたいな。
 ちなみにスパ内でのきんちゃんの写真はありませんからね。


My Sweat Memories; ジャージDE合コン事件

分にはファッションセンスってやつがない。
女の子同士でいっしょに買い物いったり、ウィンドウショッピングしたりってあんまりしない。たいてい決まったTシャツやワンピースをヘビーローテーションしてる。学校から一回帰ってきちゃうと外でたがらないし。
 でも高校生なんだし、ちょっとはおしゃれするようにしないと、と思う。春なら春らしく。そのことをきんちゃんに言ったら、「ゆとりはそういうのと無縁で生きていて欲しいなぁ。世間の垢にまみれずに、ひたすらゆとりらしく」だって。でもきんちゃんに言われたくない。わたしがそう思い立った理由は、去年のジャージ事件がきっかけでもあるんだから。

だ人見知りが終わらない去年の5月の連休中のこと。どこで調べてきたのか、突然きんちゃんが自転車で家にやってきた。ちょっとだけ外でられる?、って言うから、わけもわからず部屋着のまま玄関に出た。そう、ジャージを着て。
 彼女は「自転車のうしろに乗って」とわたしをせかした。まだきんちゃんの性格もペースもよくわかってない頃だから、むしろ動揺してたんだと思う。つい言われるが荷台に座らされていた。
 「どこへ行くの?」って聞くと駅前だという。詳細を教えてくれないまま駅前のカラオケ屋につくと、ウデをひっぱって建物の中へ。さらにはちょっと広めのボックスに中にわたしを招き入れた。
 「欠員1名、補充してきました~!」ときんちゃんの宣言。中には女の子と男の子がそれぞれ5人くらい、たぶん同じ高校の生徒たちがいて、たくさんの飲み物や食べ物を広げて楽しそうにしゃべってる。言われるがまま、真ん中の席に座らされて、男の子や女の子からどこのクラスか聞かれたり、近所なのか聞かれたんだけれど、もうわたしは何が何だかわからなくなっていて、肩をすくめて固まってしまった。
 来ている女の子はみんな、普段着だけれどそれなりにおしゃれな格好で、男の子だってなんだか女の子を意識したような格好してる。わたしひとりが地味なジャージのまま。ジャージといっても、ストリートファッションのようないいものじゃなくて、ずいぶん着古した寝巻き兼用みたいなジャージ。いくらわたしがヲタクでも、男の子のの前では少しは小奇麗な格好したい。そう思ったらなんだか切なくなって、涙がでてきて、止めようと思ったらよけい大粒の涙がボロボロこぼれてどうにもできなくなっちゃった。
 すぐに前の女の子や隣の子が気付いて、心配そうに声をかけてくれるんだけれど、わたしは泣き続けるだけ。きんちゃんがわたしを外に連れ出してくれるまで一言も話すことができなかった。
 そのあと、きんちゃんがすぐにわたしを家まで送ってくれた。なんども繰り返しあやまりながら。でもきんちゃんのことを怒るより、人前で泣いちゃう自分が情けなくてしょうがなかった。
 今でもそのときの男の子が学校であいさつしてくることがあるけれど、まだわたしはちょっとうなずくだけで話をすることができません。

こで!っ ひきこもりであんまりお金使わない自分だったけれど、春休みは服とか自分のものをちょっと買うために3~4日、バイトしようと思うんだ。お母さんの知り合いから紹介された倉庫整理をやろうと思います。体力ないんでキツくないといいなぁ。


Yellow Magic Woman; ダウンビートをぶつけろ

休みなので、たっぷりたっぷり、思う存分たっぷり睡眠をとったあと、ギターをかき鳴らしました。文字通りじゃかじゃかと。まだコードストロークしかできないので。近所迷惑になるかな、という音量で。
 傷つきやすいガラスの十代だもの、近所の人もきっと黙って見守っていてくれるはず。なんてね。でもギター弾いてると、バイクでわざと騒音立てていく人の気持ちもちょっとわかる気がする。言葉よりも自分の気持ちがストレートに表現できるんだもの。自分自身にしか伝わらないものであっても。


Made Of Maiden; 春休みアキバ巡礼

っちゃんが3月中に遊びに行きたい、というのでさっそく今日行ってきました。りっちゃんときんちゃんと3人で。ヲタクのメッカ、アキバへ。
 とはいえ、こちらの世界のアキバはヲタクグッズの露店と雑居ビルが集中している50メートルくらいの細い通りなんです。古い街にある骨董通りとか、市場の通りとかを思い浮かべてもらえればいいと思います。それでも春休みのためか、けっこうなヲタクさんたちでにぎわってました。天気も良かったし。

スプレは結局、メイドルックにしました。コンセプトは、メイドの姿してメイド喫茶に入るという企画。メイド・イン・メイド喫茶。
 りっちゃんは、せっかくだからエナメルのパイロットスーツみたいなやつがいいなぁ、って言ってたんだけれど、さすがにそれは恥ずかしくて外で着れる気がしません。というか、部屋の中でも恥ずかしすぎ。
メイド服なら、ちょっとメイド喫茶の店員が休憩時間に散歩にでてる、って感じで普通でしょ? 「普通の子はヲタクにならないから」ときんちゃんにからかわれたけれど。ちなみに同行したきんちゃんは、コスプレせず普段着です。ヲタク仲間じゃないから、今日は写真撮るだけだって。なんだかずるい。

っちゃんとわたしは二人で、同人誌見たり、おでん食べたり、道行く人に声かけられたり、すっごく楽しかった。けっこうコスプレしてる人も歩いていて、恥ずかしくなかったし。
 最後のシメは予定通りメイドカフェへ。メイドの格好していったためか、大歓迎されてみんなで遊んでもらいました。いろいろ商品ももらっちゃった。わたしたちよりずっとお姉さんばっかりだったためかな、みんや優しくて、心地良かったなぁ。癒しってこういうこと言うんでしょうか。帰るときはなんども、いっしょに働こうよ、って誘われました。みんなで撮った写真、大事にしなくちゃ。

、内緒だって言われたんだけれど、りっちゃん準備よくパットなんて持ってきてて、アニメキャラやるのにはこういうの必要なんでしょ、だって。プチヲタクなのに、そういうところはしっかりしてるよなぁ。でも普段のまじめすぎるりっちゃんのイメージとはぜんぜん違っていて、他の友だちにも教えてあげたくなりました。

Last Exam; 追試

末試験最終日。追試。
 わたしは出席日数が足りない分、椎菜先生(♂)のヲタ・ゼミに入ることで不足分の単位を補うよう融通してくれてる。そして今日はその試験。クラスでひとり、学校に行ってきた。
 試験といっても範囲も解答用紙もない。口述試験だから気楽においで、と言われた。職員準備室に入る。椎菜先生は比較現代文化社会学が専攻らしいが、学校では政経と倫理を教えてる。もう中年と言っていい年で生徒のファンはほとんどいないと思うけれど、物腰がやわらかいところがわたしは好きです。
 試験は先生が2、3質問してそれにわたしが答える。最後の質問は、旧ヲタクと新ヲタクの違いについてわたしの考えを聞かれた。

まった試験時間もないけれど、4,50分話し込んだように思う。先生は、よく勉強してるね、と言ってAを約束してくれた。頭の悪さと出席日数の少なさで成績がAの教科なんてほぼないけれど、これはうれしかったなぁ。

う、みなさんに内緒にしてたことがありました。
 こちらの世界では、じつはヲタクは一度滅亡したんです。頂点からわずか30年間で。



Umeboshi Attack!; 無条件降伏

れた!っ
 いつかは見つかっちゃうかもしれない、と思ってたけれど、こんな早くにきんちゃんにこのBLOGの存在を知られるとは思わなかった。わたしの彼女に尾行されて監視されているのかな? それともぎんちゃ、あなた密告してない?

月11日付の日記に対して、これはないでしょっと、ウメボシ(げんこでぐりぐりするやつ)でわたしを降参させたあと、(1)もっと質のよい写真を掲載すること (2)りっちゃんとのアキバデートに同行させること (3)わたしとも春休みデートすること、を要求してきた。さもなければアキバ・コスプレ写真を撮ってバラまくぞっ、と脅してきた。(というか、来る気満々だし) もちろんわたしは受け入れるしかありませんでした。

っちゃんに話したら、人数が多くていいんじゃない?ってケロリとした返事。じつはりっちゃんときんちゃんって、あんまり話をしてるところ見たことないから、お互い避けているのかなぁ、と思ってた。普段はあんまり感じさせないんだけれどきんちゃんも相当なお嬢様だから、ふたりは似たもの同士なのかと思ってたら、きんちゃん曰く「うちはポッと出の成金でしかないから。彼女は本物の血統だもの」と言ってたし。でもりっちゃんは「金子さんのところは、うちの資産の100倍はあるのよ(!)」だって。なんだかすごい世界でしょ?、これもある種の異次元なのかしら。

て、きんちゃんは「素敵なデートを企画するからねー」と言い残して行ったんだけれど、そんなに春休みにドキドキが続いたら、心臓壊れちゃうよー。


Alone Again, Naturally; 陸橋にて

とりになりたがるのがわたしの悪い癖。
 今日は期末試験二日目。現国、英語(グラマー)、世界史。
 世界史の試験は20分もすると解答を書き終えてしまって、途中退室することにしました。わからないところの答えなんて、どんなに頭ひねっても思い出せる気がしなかったから。
 でも半分ウソ。その証拠に、教室をでて10分もしないうちに問2の答えを思い出したから。(”バスコ=ダ=ガマ”なんてインパクトのある名前を忘れちゃってるわたしがどうかしてる) ほんとの理由は、試験のあとにクラスの仲間と試験出来た、出来なかったとか、ワイワイ言い合うのが、なんとなくわずらわしい気がしたから。

校の校門をでて、すこし遠回りして駅の陸橋を登り、今日は雪さえ降りそうな寒々とした灰色の空が広がっていたんだけれど、しばらくの間、陸橋の上からこの街を眺めて、そのあとは川沿いの風の強い散歩道を通って、それでもまだ帰るには早い気がしたから一駅分歩いて隣駅の本屋に寄ってから帰ってきた。

ういう行動を「感傷性自分スキスキ症候群」とぎんちゃに言われた。そうやって型にハメられちゃうのはいい気分じゃないけれど「こんなヒキコモリのわたしでもちゃんと青春してるんだ」と前向きに考えることにした。


cos; I Love U ; 大胆な提案

っちゃんから春休みの遊びの相談をうけた。りっちゃん、すごいことを考えてた。ドキドキ。

っちゃんは同じクラスで、わたしのプチヲタク友だち。でもほんとうは、りっちゃんはヲタクじゃないんだ
 りっちゃんは車で向かえがきちゃうくらいのお嬢様。学校が終わると毎日習い事で(帝王学なんてファンタジーの中だけの話かと思った)、学校の帰りに寄り道したり買い物にでかけたりできなくてちょっとかわいそう。「『名家』ってところに生まれた宿命なの」と彼女は言うけど
 1年の秋、9月頃、たまたま彼女の空き時間にわたしと教室で二人きりになって、わたしは何話していいかわからなくて動揺しちゃって、しょうがないからアニメの話しちゃって、そんな話題だしたらバカにされるかなと思ったら、りっちゃんはすごく興味持ってくれて。その後彼女からときどき、話を聞かせてほしい、って声かけてくれるようになった。彼女もクラスのみんなと過ごす時間が取れなくて、そのためかな、ちょっとハミだし気味のわたしと気が合うのかもしれない


 ほんとは彼女にも実際にアニメやマンガを読んで欲しいんだけれど、なかなかそんな時間は取れないみたい。それにりっちゃん曰く、わたしの口から話を聞くのが楽しいんだって。りっちゃんは、ただわたしと話をしたいだけなのかな、と思ったりもする。でもそれならそれで、わたしはうれしいんだ

んなりっちゃんは、春休みに一日だけフリーの日があるから遊ぼうって誘ってくれた。じゃぁりっちゃんの行きたいところはどこ?って聞いたら、なんとアキバだって。(アキバは、ここから電車を乗り継いで3時間半くらいで行けます) それだけならともかく、コスプレ衣装を一日貸してくれるところあるから、着替えてからアキバ回ろうよ、だって!っ
 りっちゃんってお嬢様だから、ぜったいそんなもの着ないと思っていた。というか、わたしだって始めてだもの。コスプレなんてして外歩けないよー。ムリムリ!っ (興味ない、って言ったらウソになるけど、でも、やっぱり恥ずかしくて人前にはでられないよー)

April Come I will; 4月に向けての後ろ向きな宣言

風が強く吹きぬけたあと、一瞬ほんわかとした時、時間が戻ったような気がします。ちょうど去年の春を思い出しました

1年前は高校入学で、めまぐるしく環境が変わって、変化に追いつくのがせいいっぱいだった
 クラスが決まって、がんばって全員のアドレスを携帯に登録しに回って、なんども自己紹介繰り返して。気合入りすぎたのか、やっぱり学校をちょくちょく休むようになって。その休み癖のことで、担任の先生とちょっともめちゃって
 その時わたしをかばって援護してくれたのがきんちゃん。きんちゃんに出会えたのはわたしにとってはほんとにほんとにラッキーだったなぁ
もっともそのあと「きんちゃんと呼びなさい事件」とか「ジャージDE合コン事件」とか、彼女といるとトラブルに巻き込まれることも多いのがタマニキズ。。。

んな風に振り返ることができるのも、2年生は楽だから。うれしいことにクラス替えはないらしいし、2年生には誰でも進級できるし、まだ進学のことは悩まなくてもいいし。(早い人はもう考えているみたいだけれど)
 わたしはこののんびりした1年を徹底的にとことんのんびりしたいと思います!っ




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Right Stuff; ヲタクの資質

撃的な人は苦手です
 クラス会の進め方のちょっとしたことで、キツイこと言われました
わたしだけが嫌われてるわけじゃなくて、その子はみんなに対してそんな調子なんです。それでもわたしは、とことん凹みます
 そういうことがあると、たいてい翌日学校を休んじゃうんです。きんちゃんは「ゆとりは、もう少し強くならないと」とは言います。でもわたしが引き篭もることは咎めもせず、黙っていてくれます。ほんとうにありがたい友だちです

んな弱虫が密かに思ってること。高校卒業したら都市の大学にいって一人暮らしすること
 ひきこもりの、部屋から半径500メートル以内がいちばん落ち着く、なんて言ってる私なんですけど、やっぱり矛盾してますか。やっぱり世間知らずですか? でも自分の部屋とネットがあればどこでも生きていけるような気もしてるんです。まだ親にも相談してません。そのときまで、あとちょうど2年あります

だちの中には彼氏と同棲したいから都会の大学に行きたい、なんて子もいるけれど、そんなんじゃないですよ。いまんところ、わたしは恋人とかはいらないかなぁ、と思ってます。ヲタクだもの、それが"正しいあり方"ですよね?っ


White Day = X Day; それは生贄の日

うじきホワイトデイです。みなさん誰かにお返しあげますか? or もらう予定ありますか?
 わたしは今年、誰にもチョコあげてないんだけれど、きんちゃん女史から特製チョコもらいました。まぁいつもの彼女特有のシャレっ気だろうとあんまり気にしてなかったんだけれど。昨日、わたしの席に来て彼女が言うんです。「ホワイトデイに、愛の本命クッキー待ってるからね。万が一お返しがなかったら、かわりに、ゆとりのこと、丸ごと食べちゃうからね!っ」って、ペロリと唇をなめながら、全身品定めをするように言い残してったんです!っ

んちゃん、本名:金子(かねこ)ミコ。
 高校に入って同じクラスになって以来、彼女はとても面倒見がよくて、いつもわたしを守ってくれて、遊んでくれて、困ったときには励ましてくれる大親友のきんちゃんなんだけど、ときどき真顔で「愛してる」とか言ってくるし、体育の着替えのときにわたしの体触ってきたりするし。たぶんわたしが子供っぽいから、からかわれているんだと思うけれど。うーん

去にタイムトラベルしたときに、マンガ家になれるよう、絵の練習始めました。それが今日の絵です。でも、このBLOGはきんちゃんにはぜったい内緒。こんな絵見られたら、それこそ襲われちゃうよー。ホンモノのきんちゃんは、もうそれは美人でスタイルよくて、男子の憧れの人なんですよ

ぶん明日、クッキー、買ってきます


A Time Pradox, 過去に生きられないわたし

立国会図書館に行って、みなさんの時代のアニメ見てきました
 実際は図書館に足を運ぶんじゃなくて、ネットからアクセスして見るんですけど。ヒキコモリのおばちゃんですから
 「月面兎兵器ミーナ」ようやく6話まで見ましたよっ。近未来に住んでるのなら未放送分まで見て話ができるだろうって? うん、見れるけれど、それをやってしまうと時空不干渉条項に触れてしまい重罰になるのです。とぎんちゃは言います。タイムパラドックスってやつが起きちゃうからですね
 そもそも時空を越えて通信していること自体問題だろう、と言われりゃまったくそのとおりなんですが、わたし程度の歴史の記憶力では大した影響を与えない、とぎんちゃがタカをククってます。彼曰く、地方より先にアニメの最新話を見てネタバレを掲示板に書き込む程度の問題だ、だそうです。なんか彼になめられてる気がします

もたまに考えちゃうんですよ
 もし仮に自分が数十年前の過去に行っちゃったとして、もう戻れないとわかったら、どうしよう。お父さんお母さんやおじいちゃんおばあちゃんを見つけて事情説明しても、娘や孫だなんて本気にしてもらえないだろうし
 まずは稼がないと食べていけないですよね。未来から来たんだから競馬の勝ち馬に全財産かければいいんだろうけれどそんなの知らないもの。プロ野球の優勝チームだってわからないんだから。(スポーツ番組って見ないんですよ)
 じゃあ株は? ぜったい値上がりする会社に投資するの。えっと、値上がりしそうなのはニンテンドーン? でもいつから上がっていくんだろう? 下がったりした時期はないの? はなはだ不安。ぎんちゃの言うとおり、わたしって世間知らずなのかなぁ

うだっ、流行ったアニメやマンガを先取りしちゃえばいい!っ それならわかる!っ あー、でも絵なんてうまく描けないよ。棒人間でデスノート描いてもヒットしないよねぇ。うーん、わたしって未来人としてのアドバンテージないの? あとは、そうだなぁ、大ヒットした歌なら鼻歌で歌えるかも。わたしの曲、だれか買ってくれるかしら?

なさんは過去に戻ったときの準備、してますか?っ

Initiation into OTAKU おたくへのいざない

タクの人に「ヲタクですか」と聞くのはそっちの世界では失礼にあたるんだと、ぎんちゃに指摘されました。まだまだ世間を知りません。世間を知るために、こっちの世界ではぎんちゃがみんなに支給されてるわけだけれど
 世間知らずなのは、わたしがヒッキーだから、と友だちのきんちゃんは言います。きんちゃんは同じ高校、おなじクラスの友だち。美人で鼻持ちならない、、でもとっても大好きな友だちです!っ
 でもわたし程度のひきこもりがヒッキーと名乗ったら、ヒッキーさんに失礼だと思います。週に1回程度学校休んじゃうだけだから
 でもそのせいで、せめてゼミくらいはAを取らないと進級があやういんです。それなのにゼミの先生は無茶な課題をだしてくるし。ゼミってのは、近代ヲタク風俗研究ゼミ、2000年代初頭にブームになったヲタク文化の研究です。(風俗といっても、エッチなやつとか、メイド喫茶の研究会じゃないぞっ) そっちの世界ではサブカル、って言うんですか? 
 資料の調査はもっぱらネットだったんだけれど、いっそのこと直接ヲタクさんたちに生の声を聞いちゃえっ、ってことで、ぎんちゃがウラ技をつかって、そっちの世界とこっちの世界のネットをつないじゃいました。これってもしかして違法? その存在そのものがかなりシークレットなぎんちゃなのですが、ときどきコイツが怖くなります。まぁ、信じるしかないけどね

んちゃの紹介は追々するとして、今週のゼミの課題ってやつがこれ
「ヲタクになるための通過儀礼について事例を挙げて特徴を考察せよ」だって

タクになる瞬間って、同人誌買ったときとかフィギュア買ったり、なにか「大人向け」グッズを買ったときなのかな。でも必ずしも物質的なきっかけだけじゃないよね。わたしがヲタクになったのはエヴァでアスカといっしょになってミサトさんにほのかな殺意を覚えたときかしら(フフフ)
 みなさんがヲタクになった瞬間って、どんなときですか!っ

It's Fine Today、テスト放送 (はじめまして)

んにちは。柚鳥(ゆとり)です!っ
 20x7年のこちらから、2000年代初頭のみなさんとコミュニケーションをとるためにBLOGを立ち上げました。
厳密に言うと、こっちの世界はみなさんの近未来ではなく、限りなく似たパラレルワールドなのだ、とぎんちゃは言ってます

空を越えて?ネットワークをつなぐのはぎんちゃがやってくれました。なお「中の人」のことは不問の方向で、とぎんちゃは言ってます。中の人とは、こっちの世界とそっちの世界を繋ぐプロトコルのことだと言ってます。が、わたしには技術的なことはちんぷんかんぷる、よくわかりません!っ

ー、自己紹介しなくちゃ、それとぎんちゃのこと、わたしが高校で入ってる近代ヲタク風俗研究ゼミ、通称ヲタ・ゼミのこと、それからこっちの世界のこと、いろいろ説明しなくちゃ。でもでも、そういうことは追って書きますよ。まずは、通信のテストってことで
 楽しく双方向コミュニケーションができたら、と思います。コメントもらえたりすると、めちゃ感激ですんで、よろしくです
ところでこれを読んでるみなさんは、ヲタクさん?