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My Sweat Memories; ジャージDE合コン事件

女の子同士でいっしょに買い物いったり、ウィンドウショッピングしたりってあんまりしない。たいてい決まったTシャツやワンピースをヘビーローテーションしてる。学校から一回帰ってきちゃうと外でたがらないし。
でも高校生なんだし、ちょっとはおしゃれするようにしないと、と思う。春なら春らしく。そのことをきんちゃんに言ったら、「ゆとりはそういうのと無縁で生きていて欲しいなぁ。世間の垢にまみれずに、ひたすらゆとりらしく」だって。でもきんちゃんに言われたくない。わたしがそう思い立った理由は、去年のジャージ事件がきっかけでもあるんだから。
まだ人見知りが終わらない去年の5月の連休中のこと。どこで調べてきたのか、突然きんちゃんが自転車で家にやってきた。ちょっとだけ外でられる?、って言うから、わけもわからず部屋着のまま玄関に出た。そう、ジャージを着て。
彼女は「自転車のうしろに乗って」とわたしをせかした。まだきんちゃんの性格もペースもよくわかってない頃だから、むしろ動揺してたんだと思う。つい言われるが荷台に座らされていた。
「どこへ行くの?」って聞くと駅前だという。詳細を教えてくれないまま駅前のカラオケ屋につくと、ウデをひっぱって建物の中へ。さらにはちょっと広めのボックスに中にわたしを招き入れた。
「欠員1名、補充してきました~!」ときんちゃんの宣言。中には女の子と男の子がそれぞれ5人くらい、たぶん同じ高校の生徒たちがいて、たくさんの飲み物や食べ物を広げて楽しそうにしゃべってる。言われるがまま、真ん中の席に座らされて、男の子や女の子からどこのクラスか聞かれたり、近所なのか聞かれたんだけれど、もうわたしは何が何だかわからなくなっていて、肩をすくめて固まってしまった。
来ている女の子はみんな、普段着だけれどそれなりにおしゃれな格好で、男の子だってなんだか女の子を意識したような格好してる。わたしひとりが地味なジャージのまま。ジャージといっても、ストリートファッションのようないいものじゃなくて、ずいぶん着古した寝巻き兼用みたいなジャージ。いくらわたしがヲタクでも、男の子のの前では少しは小奇麗な格好したい。そう思ったらなんだか切なくなって、涙がでてきて、止めようと思ったらよけい大粒の涙がボロボロこぼれてどうにもできなくなっちゃった。
すぐに前の女の子や隣の子が気付いて、心配そうに声をかけてくれるんだけれど、わたしは泣き続けるだけ。きんちゃんがわたしを外に連れ出してくれるまで一言も話すことができなかった。
そのあと、きんちゃんがすぐにわたしを家まで送ってくれた。なんども繰り返しあやまりながら。でもきんちゃんのことを怒るより、人前で泣いちゃう自分が情けなくてしょうがなかった。
今でもそのときの男の子が学校であいさつしてくることがあるけれど、まだわたしはちょっとうなずくだけで話をすることができません。
そこで!っ ひきこもりであんまりお金使わない自分だったけれど、春休みは服とか自分のものをちょっと買うために3~4日、バイトしようと思うんだ。お母さんの知り合いから紹介された倉庫整理をやろうと思います。体力ないんでキツくないといいなぁ。
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2件のコメント
[C43]
- 2007-03-27
- 編集
[C44]
NADEさん、ありがとうです!っ ちょっと救われます。
でも、わたしは地味ですが、素朴じゃないです。ヲタですから。BLの世界も知ってますし、萌えだってわかるつもり。でもヲタだからこそ、そうじゃない一面、普通のかわいい一面も見せたい、って思う気持ち、ここに来てくれる人はわかってくれるんじゃないかな。
それとも、世間一般のヲタの方々は、もっと堂々としてるんでしょうか。ヲタ然としてるのでしょうか。キング・オブ・ヲタたるもの、恥じらいは禁物ですか。もっと心を鍛えないといけないかなぁ。
でも、わたしは地味ですが、素朴じゃないです。ヲタですから。BLの世界も知ってますし、萌えだってわかるつもり。でもヲタだからこそ、そうじゃない一面、普通のかわいい一面も見せたい、って思う気持ち、ここに来てくれる人はわかってくれるんじゃないかな。
それとも、世間一般のヲタの方々は、もっと堂々としてるんでしょうか。ヲタ然としてるのでしょうか。キング・オブ・ヲタたるもの、恥じらいは禁物ですか。もっと心を鍛えないといけないかなぁ。
- 2007-03-27
- 編集
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派手な五月蝿い女の子より、素朴な女の子の方が好きですよ!